平成14年10月12日−16日
    目的  厚岸の牡蠣とニセコのとほ宿
    宿泊地 厚岸、釧路
ニセコ

厚岸の宿にて N02 
10月13日
NO4 2日目

 

 今日も天気がいい。6時過ぎに目が覚めた。朝の散歩にいく?と誘うが、寝てると答えて来る。そうだよね、聞いた私が悪かった。窓を開けてみるが散歩は止めた。
 着替えて鞄の整理。そういえば、昨夜は朝食の時間を聞いていなかった。

 7時にけたたましい電話のベルで朝食の連絡。下に降りて行くと、昨夜は3部屋に仕切られていた部屋が1つになっていて、自由に座っていいのだが、座ってもご飯は自分でやらないと、いつまで待っても来ないわよ。と隣の人に言われる。ご飯をよそるのに列をなすのもなんか違和感があったので、並んでいる人がいなくなってから、よそいに行った。小盆も用意されていない。みんな手盆で自席へと運んでいく

 隣に座った中年の夫婦は座るなり、「あっ、昨日とまったく同じだわ」と言う。「いろんな所に泊まったけど、こんなのは初めてよ。」と奥さんがつぶやいた。「夕食も同じでしたか?」と私は思わず聞いてしまった。「夕食は2日も牡蠣は食べたくなかったので、昨日は外のお鮨屋に行ってきたのよ。美味しかったわよ。」と言う。
 実は私たちはここに2泊の予定だったというか、出発の一週間前まではそう信じていたのだが、HPへの操作の手違いで一泊しか申し込んでいなかった。2泊目は釧路に変更して、ここの宿をキャンセルしようと思って気付いたことでした。私たちが2泊していたら、きっとまったく同じ物を食べていたのだろう。
 8年ほど前に美瑛のペンションに2泊して、まったく同じ食事だったことが有ったので、今回も心配をしていたのだが、旅館だからそれは大丈夫だろうと思っていたけど、結果オーライで有った。2日間あの夕食では参る。
朝ご飯 味噌汁は運ばれて着た。あさりの味噌汁、卵焼き、いくら、鮭、焼きのり、漬物になぜかパックの牛乳。雪印。せめて地元の牛乳ならば良かったのになぁ。それでも、半分ぐらいの人が牛乳を飲んでいた。
 8時に納沙布目指して出発。外から旅館を見ると、建て増し建て増しのようだ。23部屋有ったが、いったい何人で切り盛りをしているのだろうか。働いている方も大変だろうが、お客も大変だ。朝食の後で歯を磨いていたら、ここはずいぶん昔風の旅館ですよね。と歯磨き先客が言う。創業は古いらしいですよ。今時なかなかこんな所には泊まりたくても泊まれないわよね、こんな宿。ここはお湯も出ないわよ。と言っていた。
 みんな同じ事を感じているんだろうなぁ。インターネットで予約が出来たり、じゃらんでも募集をしているのだから、まさかこんなだとは思っていないだろうなぁ。あの若いカップルはどうしただろうか。部屋にトイレも洗面所も無いことを承知で申し込んだのだろうか。
ここ