福井石川の旅
石川県 金沢へ 
2日目 NO1 
 本日のコース
犀川ー武家屋敷ー尾山神社ーひがし茶屋ー主計茶屋ー菓子文化ミュージアー
金沢神社
昨日の夜の雨は雪になっていたようだ。朝起きたら雪が積もっていた。今日は沢山歩くのに、雪じゃいやだなぁ。と思いながら今日の行程を考えてから、朝ご飯。ふと、外を見るとお日様が輝いている。いゃー、ありがとう。
 ここのAPAホテルは11時のチェックアウト。荷物はそのままで、犀川の方へ散策へ出かける。ホテルでは朝食バイキングの人でごった返していた。ビジネスマンが多い。
 お日様が暑いくらいで、どんどんと雪を溶かしていく。犀川沿いの桜の木からは雨のように滴が垂れてくる。

これが犀川。中学の時に国語授業で室生犀星を知ってからは、一度は見てみたいと思った犀川と浅野川。やっと出会うことが出来たのね。
 朝が早いので、川の遊歩道には通勤通学の人が歩いていく。橋のある町特有の車の渋滞風景も見える。
 天気はすこぶる良い。気持ちのいい朝。

 犀川のほとりには犀星の碑。こんなにちんまりとしているとは思わなかった。
 ここで、見学は予約となっている忍者寺に電話をして見る。明日の事を聞くと、大丈夫のようだ。
 私はどうも事前予約というのは、行動が束縛されるようで嫌いなのである。だから、このお寺には行きたいと思っていたけど、予約するって聞いたところから面倒だな。と。
 しかし、金沢に来たら行くべきだと天の声が聞こえ、電話をしてみたのだが、明日なら何時でもいいという、何時でもいいと言われると、迷ってしまうのが私の性格である。
 3ヶ月前からの予約受付をしているというが、実のところ人数の確認だけのようで、直前に電話をしても大丈夫のようである。30分毎の予約だという。私は9時の予約を入れた。
 川沿いから住宅街に入っていき、小一時間散策をしてホテルに戻る。
 ホテルのレストランではコーヒーだけでもいいというので入って見る。天気がいい。さぁて、出発。昨日や今朝練った計画で今日も行動する。歩いて、長町まで行き、武家屋敷跡に入る。
 入ってしばらくすると、「金沢市老舗記念館」無料だというので入ってみる。ここにも利家とまつのポスター。一階は昔の店の再現。二階に伝統的金沢職人の案内。
ホテルでのんびりお茶などしていたので、出遅れの気配。集団観光客が行く手を阻む。武家屋敷の壁にも必ず人が入る。しかし、考えてみたらこんな写真を撮るのがミーハーなのだろうか。俵やの飴屋にも沢山の人。ツアーの観光者は朝も早くから連れ回されるのね。さっきまで、あんなに晴れていたのに突如として曇ってきて雨。旧高田家後の厩で雨宿り。そして、野村家へ。

 元は千坪の広さが屋敷だと言うからすごい。武家制度が解体して菜園になったりしているそうで、庭もその一部しか残っていないと言うが、その庭がすごい。広いとか狭いとかそんな事でなく、重厚というか、その雰囲気がすごい。これは、角館の武家屋敷とは、全然違う。時代も場所も。
 金に糸目を付けずに作ったこの上段の間からどんな思いで庭を眺めていたのだろうか。でも、本当にそんな時間は有ったのだろうか。さすが加賀百万石である。そして、一部だと言いながらもこのような建物が残っていることがすごい。

 野村家を出ると、雨は傘をささないとだめ。ねこの目のように変わる天気だ。足軽資料館は、足軽の住宅が再現されている。無料。私か小さいときに住んでいた市営住宅のようだ。庭があり、二部屋あり。しかし、足軽にしては大きな家のように思う。そして、なんとこんな広さなのに客人用の厠が有るのです。こんな家は気持ちが静まる。

1日目
永平NO1

1日目
永平NO2

1日目
永平NO3
1日目
金沢NO1

2日目
金沢NO2

2日目
金沢NO3
3日目
金沢NO4
3日目
金沢NO5