5月22日。ついに朝から雨。今日は止みそうにない雨。さて、どうしようかな。石垣で過ごすと言っても、映画も見たい物はないし。ホテルの朝食を食べながら空を見上げる。少し明るい。午後に期待して、やっぱり行こう。と黒島に行くことにする。
お握りにパン、コーヒーにみそ汁。欲張りな私はパンもおにぎりも持ってきた。炭水化物ばかりだね。でも、力の元だ。 そういえば、おにぎりにおむすび。おみそ汁におみおつけ。どこで、どうなっているんだろう。
雨は止みそうにないなぁ。でも、少しだけ明るくなったか。
部屋にいても仕方ないし、とやっぱり桟橋まで行ってみる。ウロウロしながら考えて、やっぱり行くだけ行ってみよう。と結論。 黒島に行く船には私の他には二人だけ。観光客の雰囲気はなし。 港に着けば、送迎バスが有るから大丈夫だろう。しかし、この雨が気になる。 待合所は立派だった。中に売店も有る。雨足はさっきより強い。 どこからバスが出ているかと聞いたら、もうじき来るだろうから、ここで待っていて。と言われる。 トイレに行ったりと時間は過ぎていく。一緒に船に乗っていた人は、待合所の和室でゴロリと横になっている。何なんだろう。 30分も待っただろうか。何の動きも無くなった。
それでも18分ぐらいなんだろうか。何もない道は長く感じた。やっと集落が見えてきて、ビジターセンター。お尻のあたりまで濡れてしまった。 民宿の看板が有る家。昔ながらの古い家と新しい家。しかし、人がいない。 濡れたまま、海を見る。雨なのにちゃんと夏の色をしている
ビジターセンターの中に入ると、館長さんが座っていた。港から歩いてきたと言ったら、びっくりしていた。歩く人はほとんどいないという。 お尻まで濡れているので、座れない。館長さんに展示館を案内してもらう。