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タイトル

平成14年12月10日ー15日
目的  沖縄制覇&友人訪問

宿泊地 石垣友人宅、ホテル日航八重山、那覇 東横イン

 14年度の旅納めは、石垣島です。初めての沖縄。3時間半のフライトは生涯最長。ひとりで時間はつぶせるのだろうか、胸が躍るやら、ドキドキやら複雑な心境。
 石垣に同級生が住み始めてからもう15年が過ぎたという。行ったときから訪ねたいと思っていたのに、15年が過ぎたのだった。しかし、15年前と比べたら飛行機代も安くなったし、石垣の知名度も上がっている。
 八重山諸島とタイトルしながら、訪ねた先は石垣島、竹富島と西表島。いずれ八重山諸島も制覇します。
 写真をクリックすると、さて何が出てくるでしょう。



12月10日(火曜日)晴れ <いざ、石垣島>
 6時半のJTAで石垣へ。飛行機にはテレビがない。そして、いつものと比べたらとても小さい。
 石垣空港は滑走路が短くてジャンボジェット機は離着陸出来ないらしい。こんな小さい飛行機でも、着陸は何でこんなに焦って止まるのだろうかと思うくらいの急停車。あとから滑走路が短いからだと聞いて納得。荷物がずり落ちる人もいるという。
 新空港建設で反対、賛成。いろいろでしょうが、私はやっぱりこの珊瑚礁を潰しては欲しくない。今のままではだめなんだろうか。
 今回も窓側の席だったが、御前崎あたりで海の上。眠くなったので寝たが、起きてもまだ2時間。あと1時間半だ。
 奄美大島あたりにさしかかると、平らだった雲が積乱雲に変わってきた。おお、季節が変わった。いよいよ沖縄上空だ。
 空港では友人が向かえてくれた。さて、これから八重山の旅の始まり。
やっぱり、暖かい。コードやジャケットは要らない。ブラウス姿になる。

八重山そばの食べ比べ

  一休みしてから、お昼。ガイドブックにもよく載っている、丸八そば屋
 商店街を案内してもらう。公設市場ではブタの顔の皮が観光用に展示されていた。
 友達は仕事へ。私はひとりで町を散策。 離島桟橋や商店街を歩く。不思議なのは商店の定休日が連休になっている。
 こんなに暖かいのに島の人たちはフリースとかジャンパーを着込んでいる。マフラー姿は暑そうだなぁ。

ミンサー織り
 前からやってみたかった、機織り体験。これはみんさー織りです。
 テーブルセンター小で2000円。時間は30分ほど。
足と手を使うのだが、なかなかおもしろい。なぜか翌日太股が痛かった。
 出来上がりは翌日。郵送をしてくれるが、私は翌日もここには来られるので、翌日に受取に行った。
モモとカン太

 今日の宿泊場所は友人宅。広いうちには2匹の大きなゴールデンレトルバー。モモちゃんとカン太君
 なぜかこの2匹に熱烈歓迎を受けて、かわいがることも出来ない。ひたすらアタックされた3日間でした。ヤモリも歓迎してくれました。
 今夜の夕食は郷土料理の店「磯」で磯定食ともずくの天ぷらにラフティー。これが沖縄の味か。




12月11日(水曜日)晴れのち曇り <竹富島へ>
竹富島へ
 雨の音かと思ったら、波の音だった。友人宅の二階からは東シナ海が見える。ご主人がこの景色に一目惚れしてここにすむようになったらしい。確かにいい景色だ。空が広い。
 今日はひとりで竹富島に行ってみる。友人お薦めの八重山観光の船に乗る。11時。
竹富の青い海
 さすがに海がきれいだ。レンタサイクルを借りればよかったのに借りなかったので島の半分を歩く。大学生だろうか集団でやって来ていた。この浜を見つけるなり「うぁー、超きれい。」と異口同音に言う。もっと他に表現は出来ない物だろうか。でも、ほんとにきれいだった。こんな青い海は見たことがなかった。白い砂もきれいだ。
ハイビスカス
 一年中ハイビスカスが咲いているらしい。今日は12月の半ばなのに、長袖のブラウスでいいし、海も輝いている。雪が降る天気の中、ここに来たので別世界。
 冬に突然こんなに暖かい空気にさらされたら、帰ったら寒くて仕方ないだろう。
 今日はひとりでのんびり竹富島。足の向くまま気の向くまま。沖縄の気温の差には参った。晴れていれば暑いくらい。しかし、曇ってきて風が吹けば体感温度はグーッと下がる。そして、朝と昼の気温差も激しい。
 3時45分の船で帰るときはすっかり雲って、防寒用にセーターは持っていたが、ヤッケを持ってこなかったことに後悔。寒い寒い。と思ったが、石垣の気温に慣れた結果でもあると、友人は言う。明日こっちに来る夫に厚手のシャツを持って来て欲しいと依頼。
 船に乗っている間には雨も降ってきた。あんなに晴れていたのに。



12月12日(木曜日)雨時々曇り <石垣島ドライブ>
 朝起きたら、今日は本当に雨だった。カン太たちの散歩は雨が止んだので出掛けたが、帰り道では再び雨。その雨の降り方が半端じゃない。さすが南国の雨だ
光らない海
 今日は夫と合流。レンタカーで石垣島一周。外周をくまなく廻る。しかし、雨は降り風は強い。せっかくの絶景地に行っても、海も輝いていないし、とにかく寒い。写真も撮る気になれない。
 夫は寒くないとシャツ姿だが、私は外に出るときはジャンパーが必要。やっぱり3日でここの暖かさに慣れてしまったのか。
 昼は明石食堂。地元の人の情報がなければいけないところ。食べられてよかった。
 今日と明日のお宿は、日航八重山ホテル。久しぶりに豪華なホテル。従業員はアロハシャツ姿。さすがに南国。

こんなご飯食べました 夕飯は地元スーパーで買い求めた物。島豆腐、昆布の炒め物、お刺身に、コロッケ。リッチなホテルに泊まっても、いつもと同じ。しかし、地元のスーパーは地元の物が沢山あるので、地元の物をその地で食べる。という私の信条には沿っている。
 島豆腐は大豆の味がして美味しかった




12月13日(金曜日)晴れ  <西表島へ>
西表島へ
 晴れた。11時の船で西表島に行く。今日は八重山観光の船ではなかった。時間が合わなかったのである。ホテルから離島桟橋までは歩いていく。乗客はずいぶんいる。
 夫は船が大嫌いだ。5分の渡し船も乗らずに回り道をするくらいだ。その夫が船に乗って西表に行くというので驚いた。高速船は波の上を浮いたように走っていく。
マングローブの森
 畑の真ん中に有る展望台からは、マングローブの森が見えた。これがマングローブか。私たちが上っていくと、三線と踊りの練習をしていた女の子達が立ち去ってしまった。練習のじゃまをしてしまったようだ。



12月14日(土曜日)晴れ  <リベンジ石垣島>
光る海
 起きたら晴れている。竹富や西表で見た海の色が忘れられない。やっぱり石垣島の青い海が見たい。とリベンジ石垣島。
 パンナ丘、民俗園、川平湾、米原。やっぱり海は太陽の光で輝くのだ。きれいだ。私が知っている青という色の表現はどれも当てはまらない。一昨日のままでは、石垣の海の色を知らないで帰るところだった。
トミーのパン屋
 米原に有るトミーのパン屋。滞在中に3度も行ってしまった。前身はホテルだという。3階以上はアパート。1階はパン屋、2階はレストランのようだ。
 狭い店内には時間で並んでいるパンが違う。と言うか、一回に焼く数が限られているので、すぐに売り切れてしまうらしい。遠く市内からも買いに来るという。愛知からの移住のご夫婦が経営。ここ、米原は移住の人が多いらしい。
 商店街で買い物をしてから、18時20分の飛行機で那覇へ。到着の時と同様、友人に見送ってもらう。今回は旦那さんにまで見送ってもらったのでした。
石垣の日暮れは遅い。まだ明るいのであった。

 40分ほどで那覇に着き、バスで国際通りまで行く。今夜のお宿は東横イン。目の前にモノレールの駅がある。
 昨日までの部屋とは打って変わって狭いです。夫曰く「贅沢になれてはいけない」だという。
 ダイエーで地元の食材を買ってきて部屋で食べるが10時近くになっていた。疲れた1日だった。



12月15日(日曜日)曇りのち晴れ  <本島南部>
 起きたら不調だった。昨日の晩ご飯が遅かったせいか、さすがに6日目にもなると疲れが蓄積しているのか。
 昨日スーパーで買った牛乳を飲むがこれが美味しい。しかし、写真を撮らなかった。こんな美味しい牛乳は久しぶりに飲んだ。低殺菌で短時間の殺菌だったことは覚えている。
沖縄本島 ひめゆりの塔
 本島を訪ねたら「ひめゆりの塔」には挨拶したい。と訪ねました。吸い込まれるように200円の献花を買ってしまった。
 私の頭の中ではずいぶん昔に映画で見た栗原小巻さんの姿がフラッシュバックしていた。
 戦争とは何だったんだろう。みんな何を信じて生きていたんだろう。生きるって、命ってなんなんだろう。
 知念のあたりをドライブし世界遺産の「斎場御嶽」へ。神秘的な場所だというが私にはよくわからなかった。そして定番の首里城。途中、夫お薦めの食堂に二軒よるが日曜定休日だった。残念。
ブルーシールアイス
 結局、国際通りまで戻ってきて「かどや」で沖縄そば。そして、沖縄といえばBLUE SEALアイスクリームだ。と牧港の本店まで行く。たくさんの種類があるので迷ってしまう。私はバニラと紅芋のミックス。ラクトアイスだが旨い。
 さすがに6日の旅は老体にひびく。18時の飛行機まではまだ時間があるが、レンタカーを4時過ぎには返して5時には空港に。それにしても西日が夏のようだ。この時間横浜はすっかり夜になっていることだろう。
 本島は車があまりにも多いのでうんざりしてしまった。ほとんど那覇周辺で過ごしたから仕方ないとは思うけど、離島の方がいいなぁ。ビーチに行けば印象も違うのだろうか。
1日の滞在では何もわからなくて当然だろうか。

 ビーラウンジで飲んだビールは疲れているの身体にしみた。疲れてはいるが、6日間も過ぎてしまえば短い。
 海の色が頭の中にしっかり残った旅でした。珊瑚礁の海の中が見たい。次回は暖かい時に来よう。

2003.2.26