萩・津和野

平成14年7月8日ー11日
目的  恒例年に一度の世帯主主催旅行
    実は
格安航空券の旅
宿泊地 萩・津和野・湯田温泉

今日の行程 津和野ー瑠璃光寺ー博物館ー湯田温泉 3日目

  雨は降っていない。台風はずいぶんと東よりの進路になったので、山口県への影響は無いようだが、関東が心配であり、今夜一足先に帰る夫の乗る飛行機は飛ぶのであろうか。
 朝のジュースを飲もうとすると、冷蔵庫が開かない。ショック。フロントに連絡すれば開けてくれるよね。と、いいながらどちらも連絡をしない。

 朝風呂。昨日とは違う。こちらの方が少し狭いが、この位の方が掛け流しだったら丁度いい大きさ。昨日のは本当に掛け流しか。という作りだったが、ここは湯舟からお湯が流れ出ているので気分がいい。
 8時半に山口に向けて出発。外まで見送ってくれるのが、フロント、部屋の電気替え、蒲団敷きと、オールマイティの支配人である。いや、社長なのかな。
 9号線はしばらくは霧。徳佐でやっとコンビニ発見。野菜ジュースを買う。山口に入ると晴れている。先ずは瑠璃光寺へ。五重の塔の前の池では、近付くと案内テープが勝手に喋りだす。
 総本山は永平寺、春に行ったばかりなのでなんか突然このお寺に親しみ感を感じる。
 突然夏の日射し。さっきの雨は何だったのか。境内に吹く風は涼しい。暑いせいか、何も行事がないのか、お坊さん等のTシャツ姿がなんか新鮮。
 11時、さて昼ご飯だ。ガイドブックに載っていた「いこい総本店」。山口駅前のはずである。店は見つかったが、駐車場が見つからない。聞きに行くと場所が変わっていた。駅の横、ぱるるの向うになっていた。店の中には駐車場の変更案内は貼って有ったけど、店の外にある駐車場の看板は書き換えて欲しいわ。
 私は海鮮せいろ、夫は日替り定食とふぐの唐揚げ。定食はすぐに来る。私のは来ない。みんな日替り定食のようだ。はじめは一人しかいなっかたのに、客がどんどん入って来る。海鮮せいろにはうなぎ、かに、うに、おくら、椎茸、金糸卵、蛤が乗っていた。吸い物、温泉卵、おしんこ、フルーツポンチ、コーヒーがついて1100円はリーズナブルか。ここの仲居さん、以前は横浜に住んでいたという。
 食後は駅の観光協会に行って湯田温泉の資料を見てから、山口県立博物館。JALのキャンペーンカードで割引になり100円。なかなか楽しい。入るなりロボットがいる。知人の会社の黄色いロボットだ。
 案内書では見学1時間だったに2時間近くいる。貸切り状態。夫は運転シュミレーションに興じてる。休日や夏休みだったら、並ぶんだろな。今日は貸切り、専用。私もやって見るがうまくいかない。充分に堪能して、ザビエル 聖堂へ。外から見学して、スタンプラリーをしながら、湯田温泉に。
 先に、チェックインをして荷物をホテルに。今日のお宿はプラザホテル寿。温泉ホテルである。
 温泉街をぶらぶらして、今夜の飛行機で帰る夫を湯田温泉で見送る。その後、汚れちまった悲しみにの中原中也記念館。夕飯はそば寿司を食べる予定だったが、お昼のせいろ飯が多かったのでお腹が空かない。
 湯田温泉は白狐が見つけた湯で、町の中にはいろいろな白狐のモニュメントがある。
 一度ホテルに帰って一休み。ホテルの浴衣が昨日の津和野のホテルと同じ。夫の乗る飛行機は欠航はしないらしい。この台風の中飛ぶという。ANAは軒並欠航だと言うのに頑張るJAL。
 今はお腹が減らなくても、後で経るだろうと思い、私は再び外へでる。コープをみつけたのでお 寿司を買う。ビールはホテルの自販機で買う。
 しばらくすると、揺れもほとんどなく無事に羽田に着いたと夫から携帯メールあり。JALはすごい。良くもこんな日に羽田まで飛んだものだ。9時過ぎには羽田空港も閉鎖したというので、ぎりぎりセーフだったという。
 今日の部屋はエアコンのファンを止めても冷気がどこからか洩れて来る。足が敏感に冷気をキャッチする。いつ止まるかと思っていたが、止まらない。思い余ってフロントに連絡すると、ファンを止めれば、しばらくして止まるという。ファンは止まっているが、冷気が来るというと、止めれば止まるはずだといい、寒ければ予備の蒲団をという。寒いのではなく止めたいのです。それでは部屋を替える事も出来ますから、お気軽にというが、こんなに広げた荷物をどうするのか。しばらく様子を見ることにするが、足だけが冷たい。身体は暑い。入口の上のダクトから冷気が洩れ落ちている事を追跡した。ここか。ここだったのか。
 もう一度足を温めるために、お風呂に入ってくる。仕事を終えた従業員さんが入っていた。12時過ぎに再び電話をする。部屋を代わるにもダクトから出て来るので同じ可能性がある。とりあえず部屋をみさせてもらう。用意できる部屋は隣だと言う。案内してもらい部屋に入ると、にわかに涼しい。ファンを入れてなくれも冷えている。やっぱりダクトから出ている。案内してくれたおじさんにはこのすずしさは、感じないらしい。あきらめた。寝る方向を反対にして足に蒲団を巻いて寝ることにした。

 2日間は雨が降ったり止んだりの天気だったのが、今日の10時過ぎから一気に夏の天気。空がきれいになってきた。
 飛行機が飛ばなければ湯田温泉に戻って来ると言って空港に向かった夫だったが、戻っては来なかった。
 とにかく飛ぶから乗るという。飛んでも、どこの飛行場に着陸するか分からない、とJALは言う。まるで、ミステリーツアーのようだ。こんな経験はなかなか出来ないなどと、実際には怖いのだろうけど、好奇心の方が勝ったらしい。そして、キャンセルをした人が多かったのか、スーパーシートへのグレードアップも成功したという。ますます乗る気が出てきた夫であろう。大阪で降ろされるのか。小松か。と思っていたら羽田に着陸したのは凄い。


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